【言語聴覚士が推薦】子どもが夢中になる!発達を促すおすすめのおもちゃ5選

みなさんは、お子さんにおもちゃを買う際、どのような基準で選んだら良いか悩んだことはありませんか?

「せっかくなら子どもの発達を促すおもちゃを買ってあげたい!」
「発達段階に合ったおもちゃの選び方を知りたい!」

そのような想いを持った親御さんも多いのではないでしょうか?

今回は、そんな想いに答えるべく、言語聴覚士の北山先生に「子どもの発達を促すおすすめのおもちゃ」についてお伺いしました!

北山先生が実際に子育てのなかで使用し、「みなさんにおすすめしたい!」と思ったものを厳選してご紹介してくださっています。是非参考にしてみてくださいね!

言語聴覚士 北山先生
長野県出身。大学より小児医療分野に関わることを目指して言語聴覚士の資格を取得。実習では小児分野を多く経験し現在は脳外科に勤務しながら子育てポケットに参画している。2児の母。

子どもの発達を促すおもちゃ選び3つのポイント

Manami

北山先生、よろしくお願いします。

今回は、子どもの発達を促すおもちゃをご紹介してくださるとのことですね。私自身も1歳の子がいるので、今回のテーマは興味津々です!

最初に、子どもにおもちゃを選ぶ際におさえておきたいポイントを教えていただけますか?

北山先生

「発達を促す」という視点で言うと、次の3つがポイントになるかなと思います。

  • 背伸びすることなく、子どもの発達段階に合ったおもちゃを選ぶ
  • 苦手克服の手助けができるようなおもちゃを選ぶ
  • いろいろな遊び方ができて、長い期間使えるおもちゃを選ぶ
Manami

「デザインが可愛いから」という理由で選びがちですが、子どもの発達に合わせて適切なおもちゃを選んであげることが大切なんですね!

おもちゃによって伸ばすことができる能力とは?

Manami

おもちゃによってどんな能力を伸ばすことができるんですか?具体的に知りたいです!

北山先生

今回は、次のような能力の向上につながるおもちゃをピックアップさせていただきました。

<おもちゃによって育まれる能力の一例>

  • コミュニケーション能力の発達
  • ルール遊びの理解による社会性の育成
  • 記憶力の向上
  • 指先機能の発達
  • 空間認知能力の向上
  • 集中力を高める
Manami

いろいろな能力を伸ばすことができるんですね!

北山先生

そうですね!
残念ながら全ての項目を網羅するおもちゃはありませんが、さまざまな使い方ができて、長い期間遊ぶことができるもの、という視点でご紹介をしたいと思っています。

「コミュニケーション能力の発達」は、言葉の発達の土台を作ることを表しており、大きく5段階のステップに分かれます。

  • ステップ1:感覚遊び
  • ステップ2:関係性の理解
  • ステップ3:弁別(区別)の理解
  • ステップ4:他者への関心
  • ステップ5:言葉の理解(最初は擬音語から)
Manami

一言で「コミュニケーション」と言っても、こんなにステップがあるとは知りませんでした…!

北山先生

掘り下げるとこの話だけで終わってしまうので、今回は「そうなんだ!」と思っていただけるだけで大丈夫です。コミュニケーション能力の発達に関する詳しい内容やおすすめのおもちゃ(絵本)については、後日別の記事でご紹介させていただきますね。

言語聴覚士おすすめのおもちゃ1:パズル

北山先生

最初におすすめするおもちゃは、パズルです。パズルはシンプルなおもちゃではありますが、以下のようにさまざまな能力を育む効果が期待できます。

  • コミュニケーション能力の発達
  • ルール遊びの理解による社会性の育成
  • 記憶力の向上
  • 指先機能の発達
  • 集中力を高める
Manami

すごいですね。でも、パズルっていろいろな種類がありますよね。どんなものを選んだら良いのでしょうか?

北山先生

始めは、たくさんのピースがあるパズルより、ピースが少なくて、完成した時の達成感が感じられやすいものを選ぶと良いでしょう。手があたってずれてしまうということもあるので、はめこむタイプのソフトパズルもおすすめですよ。

我が家では、くもん出版のソフトパズルや、長岡出版の木のえほんシリーズのパズルでよく遊んでいました。カラフルで見た目も可愛いので、子どもたちもお気に入りでしたよ。

▼くもん出版 はじめてのソフトパズル

▼長岡書店 木のえほんパズル

北山先生

また、持ちやすさを重視するなら、ペグ(つまみ)付きのパズルがおすすめです。つまみやすいので、小さなお子さんでもしっかり握って遊ぶことができます。

北山先生のご自宅にあるボーネルンドの「ファーストピックアップパズル てんとう虫」持ち手があるのでつかみやすい

言語聴覚士おすすめのおもちゃ2:積み木

北山先生

続いておすすめするおもちゃは、積み木です。積み木で遊ぶことで、手先を使ってものをつかむ力加減が分かったり、想像力や同時処理能力が養えたり…とたくさんの効果が期待できます。

その他、期待できる効果としては以下の通りです。

  • 空間認知能力の向上
  • 集中力を高める
Manami

積み木もパズルと同じように、たくさんの種類があって選ぶのに困ってしまいます…。

北山先生

たしかにそうですよね。もちろんシンプルな四角い積み木でも良いのですが、今回はせっかくなのでちょっと特徴的なものをピックアップしてご紹介しますね。

スタッキングビーカー

Manami

月齢の小さいお子さんには、どんな積み木がおすすめですか?

北山先生

月齢の小さいお子さんには、「スタッキングビーカー」がおすすめです。大きさの違うカラフルなビーカーを積み上げて遊ぶことで、ルール遊びの理解にもつながります。

私の家では、ボーネルンドのスタッキングビーカーが大活躍でした!

▼ボーネルンド スタッキングビーカー

GESTAR(ジスター)

北山先生

いろいろな遊び方で長く遊べるという視点でおすすめしたいのが「GESTAR(ジスター)」です。

1歳ごろから遊ぶことができるので、お友達のお子さんへのプレゼントとしても喜ばれるのではないかと思います。

北山先生のご自宅にあるジスター
Manami

長く使えるおもちゃが一つあると、兄弟姉妹がいらっしゃるご家庭でも重宝しますね!

北山先生

そうですね。我が家では、上の子が下の子に遊び方を教えている姿をよく見かけます。そういった関わりを通じて、コミュニケーション能力の発達の土台を築くことにもつながるんですよね。

実際に、我が家で遊んでいる様子を動画で撮影しました!ものすごく集中して遊んでいます(笑)。

対象年齢については、入れ物の側面に「7歳以上」と記載がありました。小さい頃からでも工夫して遊ぶことはできますが、必ず親御さんの管理のもと遊んでいただくことをおすすめします。

その他おすすめの積み木

Manami

他にもおすすめな積み木があれば教えてください。

北山先生

磁石で組み立てられる「マグ・フォーマー」や「ピタゴラス」も、子どもの自由な発想で長く遊べるおもちゃとしておすすめですよ。

▼マグ・フォーマー ボーネルンド

▼ピタゴラス

言語聴覚士おすすめのおもちゃ3:オノマトペカード

北山先生

個人的おすすめNO.1なのが、「オノマトペカード」です!

北山先生のご自宅にあるオノマトペカード。バラバラにならないようファイルに入れて保管
Manami

気になります!どんなカードなんですか?

北山先生

50音のオノマトペ(擬音語・擬態語)がイラストと一緒に書かれているカードです。

基本は言葉の促しの効果が期待できるのですが、記憶力の向上にもつながるかなと思います。言語聴覚士の方が作られたカードと知って、私が欲しくて買ったのですが、次女が全部覚えてしまうほど大ハマりしています!

Manami

北山先生のお宅ではファイルに入れているみたいですが、何か理由があるのですか?

北山先生

めくる動作によって指先機能の発達が促されるかな、と思いファイリングしています。あとは、1枚でも無くなるとショックなので「無くさないように」という理由も大きいですね(笑)

ちなみに、我が家ではこんなふうに遊んでいます!

Manami

お子さんの声からも、楽しみながら遊んでいる様子が伝わってきます!私も欲しくなったので買います!(笑)

北山先生

是非!開発エピソードや遊び方は下記のサイトで詳しく紹介されているので、興味のある方は参考にしてみてくださいね。

▼おのまとぺカード 合同会社まちこと

言語聴覚士おすすめのおもちゃ4:クーゲルバーン

続いてご紹介するのは、ドイツ・ベック社の「クーゲルバーン」というおもちゃです。別名「シロフォン付き玉の塔」と呼ばれているおもちゃで、ボールをつかむ動作によって、指先機能の発達が促されます。

北山先生

我が家で遊んでいる様子を動画で撮影しました。ボールの動きをしっかりと目で追っていますよね。この「眼球運動」も、子どもの発達において非常に大切だと言われているんです。

Manami

最後にシロフォンの音が鳴るのも良いですね!

北山先生

そうですね。「いないいないばあ」と同じ原理で、「最後は必ず音が鳴る」というのも、短期記憶の向上に密接に関係しています。また、集中して遊んでくれるので、集中力の向上につながるというのも、おすすめしたい理由の一つです。

言語聴覚士おすすめのおもちゃ5:ドールハウス

最後にご紹介するのは、「ドールハウス」です。ドールハウスは、ルールが学べるだけでなく、空間認知能力の発達も促すことができます。

北山先生

ヨーロッパでは、ドールハウスを使ったお人形遊びを通じて、日常生活のルールを学ぶという文化もあるそうですよ。

我が家では、私が子どもの頃プレゼントでもらったバウアー社のドールハウスを、今でも子どもたちが大切に使ってくれています。

北山先生のご自宅にあるバウアー社のドールハウス
Manami

自分が子どものときに遊んでいたおもちゃを我が子も使ってくれるなんて…とっても素敵ですね。ドールハウスもいろいろな種類があると思いますが、どういった視点で選べば良いですか?

北山先生

正面から見た時に、全体が見えてシンプルな作りのものが良いと思います。自由度が高い方がアレンジしやすくて、想像力が養われますからね。

ドールハウスには、「箱の中で自分の考えを自由に表現する」という意味で、箱庭療法としての側面も期待できます。実際に、ドールハウスのような箱の中でミニチュアを配置するといった箱庭両方がお子さん向けのカウンセリングで実施されることもあるんですよ。

▼参考:箱庭療法とは|一般社団法人日本臨床心理士会

http://www.jsccp.jp/near/interview3.php

子どもと一緒におもちゃで遊ぶ際のポイントは?

Manami

北山先生、おすすめのおもちゃをたくさん教えてくださりありがとうございます!最後に、親御さんがお子さんと一緒におもちゃで遊ぶ際に、気をつけたいポイントがあれば教えていただきたいです。

「見守る」ことで想像力を育む

北山先生

関わり方の面で言うと、まずは「見守る」ことが大切だと思っています。まずは、お子さんの自由な遊び方に任せて、好きな遊び方で遊ばせてあげることが大切です。

もちろん正しい使い方はあると思いますが、自由な発想で遊ぶことはお子さんの想像力を育むことにつながります。

最終的には正しい使い方に行き着くと思いますので、焦ることなく、スモールステップでいろいろな遊び方を一緒に楽しもう!というふうに考えるのはいかがでしょうか。

「見守る」ことで誤飲などから守る

北山先生

そのうえで、誤飲の危険性があるおもちゃで遊ぶ際は側でしっかり見守ってあげるなど、危険なことから守ってあげましょう。

今回ご紹介したおもちゃはあくまでも一例ですので、似たようなおもちゃでも同じような効果が期待できると思います。

北山先生

何よりも一番大切なのは、お子さんが楽しんで遊んでくれていること!神経質になりすぎることなく、「自分も一緒に楽しもう」という気楽な気持ちでお子さんに関わってあげてくださいね。

まとめ

北山先生おすすめのおもちゃは、言語聴覚士の視点で選ばれており、思わず欲しくなってしまうものばかりです。

子どもの発達段階に合ったおもちゃは発達を促すだけでなく、さまざまな効果が期待できることが分かりました。また、一つのおもちゃを長く使うことは、子どもの「ものを大切にする心」を育むことにもつながるでしょう。

お子さんへのプレゼントを考えられている方は、是非参考にしてみてくださいね!

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この記事を書いた人

Manami
広島県在住。0歳女の子の子育てに奮闘するママライターです。
自分が今まさに「知りたい!」と思っているテーマを、皆さんに分かりやすくお伝えします!