3歳の子どもに携帯ゲームはOK?発達心理学の観点から保育士がアドバイス!

親として毎日願うこと、それは子どもたちの幸せと健康的な成長ではないでしょうか。

デジタルの世界が子どもたちの新しい遊び場となる現在、多くのパパママは「子どもに携帯ゲームをさせるのはよいことなのだろうか?」という疑問に直面していることでしょう。

実はこの問いには、様々な答えがあります。

今回は、経験豊富な保育士の先生にインタビューし、携帯ゲームが3歳の子どもの心と身体の成長にどのような影響を与えるか、また、ゲームの利点と注意点についてもご紹介します。

穂高みらいく保育園 園長
ゆりか先生
東京の乳児院で13年間勤め両親の転居を機に共に長野市へ移住。保育とは全く違う職業や、両親の介護も経験してきました。 みらいくに勤務し、7年目になりますが、子どもたちの成長に驚かされる毎日です。子どもの思いに寄り添い、共に一喜一憂しながらも、心穏やかな保育を目指しています。

3歳の子どもに携帯ゲームをさせて大丈夫?

小川

3歳の子どもに携帯ゲームをさせることについて、保護者の間で様々な意見があります。専門家の観点から、この件についてどう思われますか?

ゆりか先生

3歳の子どもと携帯ゲームの問題は、実にデリケートな話題ですよね。

まず、3歳という年齢は、言語能力や社会性、運動能力などが急速に発達する大切な時期です。

携帯ゲームは、その発達にポジティブな影響をもたらすこともあれば、適切でない使用方法によってリスクが高まることもあります。

小川

利点とリスクについて、具体的に教えていただけますか?

ゆりか先生

利点としては、適切に選ばれたゲームは、色の識別、形の認識、基本的な数学的概念など、子どもの認知発達を刺激する可能性があります。

しかし、長時間の携帯ゲームの利用は、身体活動の減少や睡眠障害などのリスクを伴います。

また、社会的相互作用の機会が減ることも懸念されます。

小川

保護者が注意すべきポイントはありますか?

ゆりか先生

重要なのは、バランスです。

ゲームをする時間を限定する、ゲームの内容の選択、そして何よりも、保護者が子どもと一緒にゲームで遊ぶ時間を持つことが大切です。

これにより、子どもはゲームを通じて学ぶだけでなく、親子の絆も深まります。

発達心理学の観点から見た子どもの認知発達とゲームの関係性

小川

発達心理学の観点から、子どもの認知発達にゲームがどのように影響を与えるかについて教えてください。

ゆりか先生

ゲームは、子どもの認知発達において多くの利点を提供します。

例えば、刺激と応答の学習において、子どもたちは原因と結果の関係を感覚的に理解することができます。

ゲーム内で特定のアクションをすることで、直接的な結果が得られるのです。

小川

問題解決能力の向上についてはどうでしょうか?

ゆりか先生

パズルや戦略ゲームは、子どもたちに問題解決の技術を教えるのに非常に有効です。

これらのゲームは、論理的思考や計画を立てる能力を養うのに役立ちます。

子どもたちは、遊びながらこれらの重要なスキルを自然と身に付けることができます。

小川

ゲームが記憶力や集中力に与える影響についてはどうですか?

ゆりか先生

ゲームに含まれるルールやキャラクター・アイテム等を覚える必要があるため、子どもたちの記憶力や集中力が鍛えられます。

これらの能力は、学校の学習や日常生活の様々な場面で役立つでしょう。

小川

長時間利用の影響に関してはいかがでしょうか?

ゆりか先生

スクリーンタイムは適切に管理する必要があります。

長時間の携帯ゲームの利用は、子どもの身体活動を減少させ、肥満やその他の健康問題を引き起こす可能性があります。

また、就寝前に液晶画面を見ることは睡眠の質を低下させることがあります。

さらに、過度に依存することで子どもの社会的スキルの発達にもネガティブな影響を与える可能性があります。

小川

保育士として、これらの知見を踏まえた上で、保護者に何かアドバイスはありますか?

ゆりか先生

やはり、バランスが重要です。

ゲームの利点を活用しつつ、利用時間を適切に管理し、子どもが他の活動にも参加するように促してください。

ゲームに関する保育士からの実践的アドバイス

小川

3歳の子どもにとって適切なゲームの選び方について、具体的なアドバイスをいただけますか?

ゆりか先生

まず、年齢に適したゲームを選ぶことが大切です。

3歳の子どもはシンプルな操作や直感的な理解が可能なゲームを楽しむことができます。

また、色彩豊かで、基本的な形や数を学べるような教育的なゲームは好ましいですね。

小川

ゲーム時間の管理方法についてはどうでしょうか?

ゆりか先生

子どもの携帯ゲームの利用は一日30分から1時間程度に制限することをおすすめします。

特に就寝前の使用は避けるようにしてください。

また、ゲーム時間を親子の交流の時間として使うことで、コミュニケーションを促進できますよ。

小川

最後に、ゲームに限らず3歳の子どもに推奨する活動はありますか?

ゆりか先生

屋外での活動はとても重要です。

公園で遊ぶ、散歩をするなど、自然の中で身体を動かすことは子どもの身体的発達に良い影響を与えます。

また、絵を描いたり、粘土で遊んだりするクリエイティブな活動も子どもの創造力を刺激します。

さらに、読み聞かせは言語能力の向上に役立ち、親子の絆を深める素晴らしい方法です。

まとめ

今回は、3歳の子どもが携帯ゲームとどのように関わるべきかについて、保育士の森山先生にアドバイスをいただきました。

まとめると、ポイントは次の5つです。

1.ゲーム選びの重要性

年齢に適した、教育的な価値のあるゲームを選ぶことが重要です。暴力的でなく、子どもの認知発達を刺激する内容を選びましょう。

2.ゲーム時間の管理

利用時間は一日に30分から1時間程度に制限し、特に就寝前の使用は避けるようにしてください。親子での共有時間として活用することもおすすめです。

3.代替活動の提案

屋外での遊びやクリエイティブな活動、読み聞かせなど、ゲーム以外の活動を積極的に取り入れることが重要です。

4.発達心理学の視点

ゲームは子どもの問題解決能力や記憶力の向上に役立つ一方で、過度な利用は身体活動の減少や睡眠の質の低下、社会的能力の発達に悪影響を与える可能性があります。

5.長期的な視点を持つ

子どもの長期的な発達の視点から、ゲームとの適切な関わり方を学び、子どもの健康な成長をサポートすることが重要です。


子どもは日々成長し、環境に敏感に反応しています。

一緒に楽しみ、学び、健全なバランスを見つけることで、子どもの発達を全面的に支援しましょう。

この記事が、携帯ゲームとの関わり方についてのお悩みを解決する手助けとなれば幸いです。

小川愛海
子育てに役立つ情報を取材していきます。

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